給湯器(お湯をつくるハコ)

ガス給湯器

プロパンガス・都市ガスを利用してお湯を作ります。本体内部の水の通り道(パイプ)をガスの炎で温め外に出る頃には水は熱く温められています。

 良い点

1.必要な時に使う分だけお湯を作ります。

2.水道の圧力がそのまま利用されるのでシャワーが強めで楽しめます。

3.本体の大きさが最も小さくコンパクトで、壁かけ式もあって場所をとりません

(LPガスボンベは場所を取っていますが・・)

 良くないかも点

1.光熱費でガスは今、一番高いです。

他機種との比較

 本体価格 ・・・もっとも安い

     (本体 ¥66000 ほど)

 光熱費 ・・・・高い


ガス湯沸し器・ふろがま

プロパンガス・都市ガスを利用してお湯を作りますが、必要な場所に隣接して設置される給湯器です。ふろがまはお風呂を沸かす機能。湯沸かし器はお湯の配管がない場所に水道とガスさえあれば設置でき、最も効率よくお湯を作り出す器具です。少し水量が弱いので、食器を洗うくらいの用途に多く使われます。また排気が室内に出ますので、必ず換気をして頂く必要があります。

石油(灯油)給湯器

灯油を利用してお湯を作ります。本体内部に小さなタンクがあり、それを灯油の炎で温めお湯を作り出す貯湯式と、水のパイプを直接炎で温めお湯を作り出す直圧式の種類があります。

 100ℓ前後の灯油を入れておけるオイルタンクを本体のそばにおいて、灯油を自動補充していきます。

 良い点

1.本体価格も、光熱費も他の機種のあいだくらいでおさえられます。

2.本体もだいぶコンパクトになりました。(オイルタンクの分は場所をとるかも・・)

 良くないかも点

1.直圧式にくらべると、貯湯式はシャワーの水圧が少し弱いです。

2.灯油をオイルタンクに自分で入れるか配達してもらうため、呼ばなくてはなりません。

3.運転音が他に比べると大きいです。

他機種との比較

 本体価格 ・・・少し高い

     (本体 ¥180000 ほど)

 光熱費 ・・・・中くらい

電気温水器 エコキュート

電気を利用してお湯を作ります。エコキュートは空気を圧縮して、産まれた高熱を使うため、電気温水器に比べ電気代が少なくて、家計にやさしいです。

 良い点

1.深夜の安い電気料金帯に運転してお湯を沸かすので、光熱費が少ない。  (但し新しく電気温水器等を設置する家庭にこの制度は中部電力はなくなりました。 2016年3月終了)

 良くないかも点

1.約350ℓ~のタンクにお湯がたまっていますが使い切ると、昼間に沸かしなおします。( 昼間は,電気料金帯が高い)     また、長い年数のご使用でタンク内部の底に赤さびのまじったお湯が沈んでいます。ただ上部より給水されますのでよっぽど蛇口からはでませんが。)

2.設置するのにたたみ1畳ほどの場所を、家のまわりに必要とします。

他機種との比較

 本体価格 ・・・かなり高い

(電気温水器本体 ¥160000 ほど)

(エコキュート本体 ¥320000 ほど)

 光熱費 ・・・・安い


太陽熱ヒーター

太陽の熱を利用してお湯を作ります。水の通り道が真っ黒のパイプなので日に当たって熱くなるので真夏は、さわれないほどの熱いお湯になります。ただ冬は逆にぬるすぎてお風呂用にはほぼ使えません。

 本体価格 ・・・¥200000ほど  

 光熱費 ・・・・ゼロ!


給湯器は、毎日の生活にかかせない商品ですが、ある日突然お湯が出ない、おふろがたまってない、などのトラブルがガス・灯油・電気と燃料によって種類が分かれます。突然お湯が出なくなって